◆29番(
松石聖一君) 具体的な中身につきましては大体理解できたところでございますが、冒頭申し上げましたように、本年1月の
臨時議会におきまして、
平城中学校における同じような
事故について質疑をさせていただいたところであります。 今、
教育長からもお話がありましたように、大変重大な
事故につながりかねない。1月のこれは
平城中学校だったと思いますが、このときには同じような形態で、道路や水路を飛び越えて隣の大
規模店舗に小石が飛び、それによって
ガラスが
--強化ガラスと言われておりますけれども、これが破壊されたと。ちょうど10メートル先でしたけれどもね。今回の場合は8メートルといいましても、8メートルというのは大変な距離があって、ちょうど
教育長の場所まで8メートルぐらい、
市長だったら10メートルぐらいあるかもわかりませんな。こんなところで
ガラスを破壊するぐらいの
破壊力というのは、もう想像を絶するものと思います。 そこで、1月に
報告があった昨年の
事故から今回の
報告がありますこのところまでの間に、どういう対策を取られたのか。 引き続き
教育長にお聞きしたいと思いますが、
学校現場についてどのような対策を取って
事故を防止するためにやってこられたのか、このことについてお聞かせいただきたいと思います。
○副
議長(
山本憲宥君)
教育長。
◎
教育長(
北谷雅人君)
松石議員の御質問にお答えをいたします。 令和3年1月
臨時議会後、1月14日付で
奈良市
職員安全衛生中央委員会が作成いたしました
草刈業務安全管理マニュアルを各学校に配付を行いました。また、令和3年2月には
草刈業務安全管理マニュアルの内容を見直し、
飛び石が起こりにくい刈り方や
草刈り業務の
注意点等を加筆した
奈良市
教育委員会版の
草刈業務安全管理マニュアルを作成し、2月11日付で各学校に配付し、
学校長に対して
草刈り業務に関わる
可能性のある全ての
教職員への周知を指示したところでございます。 こうして周知に努めていたところではございますが、6月23日に再び今回の
事故が発生したことから、
草刈業務安全管理マニュアルを再度各学校に配付するとともに、
学校長に重ねて
教職員への周知及び
ネット、
ベニヤ等の使用を徹底するよう文書で指示を行い、併せて8月の
定例校長会におきましても、
教職員課長から改めて指示、伝達を行ったところでございます。 加えて8月5日には
用務員研修会の場に出向きまして、
教職員課から直接
用務員に対して
草刈業務安全管理マニュアルを改めて周知し、
事故防止に留意するよう指導したところでございます。 今後も
草刈り作業の時期に合わせて、繰り返し繰り返し
マニュアルの周知を徹底し、継続していきたいと思います。そうして
再発防止に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○副
議長(
山本憲宥君) 29番松石君。
◆29番(
松石聖一君) 最後に
市長にお聞きしたいと思います。 1月の
臨時議会の折には、これ直接
市長に質問したわけですが、そのときの御答弁は、たしか
職員安全衛生中央委員会での議論が必要だと。あるいはまた
マニュアルももう少し、記載が弱いのでしっかり書くべきだと。
マニュアルにつきましては、今の御答弁にありましたとおり、対策を少しは取られているように思うわけですが、やっぱりこれは幾つか問題あると思うんですけれども、過去2回学校・園で起こった。さらにその前には、2年ほど前でしたですかね、都祁の
こども園でも同じような
事故が起こりました。このことは先ほども言いましたけれども、車の
ガラスというのは実は本当に強いんですよ。車の横の
ガラスも、一遍実験してもらったらと思いますけれども、
大概ばんとやったら手のほうがあかん。もし割れたとしても、最近は安全合わせ
ガラスといって合わせている
ガラスなんで、普通容易には割れないんです。昔の
ガラスはよう粉々に飛び散りましたけれども。 そういう状況を考えると、先ほど申し上げましたように、ここから
市長まで大体10メートル、これは
平城中学校のときは10メートルでしたですね。そこの
ガラス板を、
強化ガラスをぶち抜くだけの
破壊力、あるいはまた今回の場合8メートルですから、
教育長の場所ぐらいですね。もうちょっと短いですかな、これ。これは一つ間違えばとんでもない
事故につながりかねない。 何か対策をせなあかんの違うかなというふうに、私、感じるわけなんですけれどもね、今回は質疑ですから、私なりの意見や提案は差し控えたいと思うんですが、どうしても感じるのは、やっぱり1人で作業することがちょっと具合悪いんじゃないだろうかと。例えば
平城中学校の場合は途中に道路が入っておって、そこを中学生が自転車で通っておったというような場所ですね。これは
事故につながらなかったというか、傷害にはつながらなかったんでよかったわけですが、本当に一つ間違えばとんでもない
事故が起こる。だからここらでやっぱり複数で作業するとか、そういうことをしっかりと明記するべきだと思います。 先ほど申し上げましたように、
委員会等での議論はどうなっているか。あるいは今後
再発防止のために、
市長、この前のときには
再発防止のために努めると言わはったんですよ。今回、同じことになりましたけれども、
再々発防止のためにどんな作業をしているのかと。これについて
市長の御意見といいますか、現状をお聞きして、質問にしたいと思います。
○副
議長(
山本憲宥君)
市長。
◎
市長(
仲川元庸君) まさに議員御指摘のとおり、1月の
臨時会の際にも議員から御指摘をいただいたことを踏まえまして、
奈良市
職員安全衛生中央委員会といたしまして、1月29日付で
草刈業務安全管理マニュアルを改定し、作業する場所の小石や枝、また、硬い異物を事前に除去するとともに、飛散を防止する
ネットを使用するなど、十分な
飛散防止対策を講じることを周知させていただいております。 今回、改めて
教育委員会で
事故が起きたということを受けまして、
市長部局におきましても同様の作業が存在をいたしますので、全庁挙げて引き続き
マニュアルに沿った作業を行うよう、各職場での徹底を図ってまいりたいというふうに思っております。 また、今回も相当距離が離れたところでまた
事故が起きているということでもございますが、
マニュアルの中身の見直しもまた
随時改定を加えさせていただいて、引き続き安全第一で取り組んでまいるよう努力をしていきたいというふうに考えております。
○副
議長(
山本憲宥君) 29番松石君。
◆29番(
松石聖一君) 御答弁いただきましたので、今日は意見は言えないわけなんで終わりたいと思いますけれども、やっぱりこのままでいくと大変重大な
事故につながりかねないんではないかと、そういう思いを感じております。複数というようなちょっと意見らしいことも言いましたけれども、また別の機会に対応、対策についても提案してまいりたいと、このように思っておりますのでよろしくお願いいたします。 以上で終わります。
○副
議長(
山本憲宥君) 他に質疑はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○副
議長(
山本憲宥君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終結いたします。 本
報告は承りおき願います。
-----------------------------------
△日程第2
議案第122号
教育委員会の
委員の任命について
○副
議長(
山本憲宥君) 次に、日程第2、
議案第122号
教育委員会の
委員の任命についてを議題といたします。
提案者の説明を求めます。
市長。 (
市長 仲川元庸君 登壇)
◎
市長(
仲川元庸君) ただいま上程になりました案件につきまして、その内容を御説明申し上げます。
議案第122号
教育委員会の
委員の任命についてでありますが、
教育委員会の
委員のうち
都築由美氏の任期が令和3年12月9日付をもって満了となりますことから、後任といたしまして
川村由加里氏を
教育委員会の
委員に任命いたしたいと存じ、
地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の御同意を仰がんとするものであります。 同氏の経歴につきましては、
議案書に添付をいたしております
履歴書により御承知いただけるものと存じますが、
地域教育協議会総合コーディネーターや
市立図書館協議会委員を務められるとともに、小・中学校におきまして
PTA会長としても活動されているなど、本市の
教育行政に多大なる貢献をいただいております。 御同意を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○副
議長(
山本憲宥君) お諮りいたします。 本案は原案に同意することに決しまして御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副
議長(
山本憲宥君) 異議なしと認めます。 よって、
議案第122号は、原案に同意することに決定いたしました。
-----------------------------------
△
議案第122号
教育委員会の
委員の任命について
原案同意と
決定-----------------------------------
△日程第3
議案第123号
公平委員会の
委員の選任について
○副
議長(
山本憲宥君) 次に、日程第3、
議案第123号
公平委員会の
委員の選任についてを議題といたします。
提案者の説明を求めます。
市長。 (
市長 仲川元庸君 登壇)
◎
市長(
仲川元庸君) ただいま上程になりました案件につきまして、その内容を御説明申し上げます。
議案第123号
公平委員会の
委員の選任についてでありますが、
委員であります奥田千昭氏の任期が令和3年12月24日付をもって満了になるものでございますが、同氏を再び
公平委員会の
委員に選任いたしたいと存じ、地方公務員法第9条の2第2項の規定に基づき、議会の御同意を仰がんとするものであります。 同氏は地方自治の本旨及び民主的で能率的な事務の処理に理解があり、人事行政に対しても深い識見を有されていると存じております。 御同意を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○副
議長(
山本憲宥君) お諮りいたします。 本案は原案に同意することに決しまして御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副
議長(
山本憲宥君) 異議なしと認めます。 よって、
議案第123号は、原案に同意することに決定いたしました。
-----------------------------------
△
議案第123号
公平委員会の
委員の選任について
原案同意と
決定-----------------------------------
△日程第4
議案第103号 令和3年度
奈良市
一般会計補正予算(第12号) 外19件
○副
議長(
山本憲宥君) 次に、日程第4、
議案第103号 令和3年度
奈良市
一般会計補正予算より
議案第121号までの19
議案及び
議案第124号 和解について、以上20
議案を一括して議題といたします。
提案者の説明を求めます。
市長。 (
市長 仲川元庸君 登壇)
◎
市長(
仲川元庸君) ただいま
一括上程になりました案件につきまして、その内容を御説明申し上げます。 まず、
議案第103号及び第104号の令和3年度
一般会計補正予算第12号及び
国民健康保険特別会計補正予算第2号についてであります。 まず、
一般会計補正予算でございますが、9
月定例会に続き、本
定例会におきましても
新型コロナウイルス感染症への対応のための予算を御提案させていただいておりますので、まずそちらのほうから御説明を申し上げたいと存じます。 医療提供体制の整備と
感染拡大の防止に係るものといたしましては、福祉施設の
感染拡大防止対策といたしまして、介護従事者の
感染防止対策による
業務負担を軽減するための介護ロボット等の導入に係る経費といたしまして、204万8000円を計上いたしております。 また、コロナ禍におきましても、障害福祉サービス等事業者がサービス提供を継続して行うために、コロナ対策で発生するかかり増し経費に対する補助といたしまして、917万7000円を措置いたすものであります。 また、
指定管理者制度などにより運営をしている各診療所や医療検査センター等における院内の
感染拡大防止対策を図る経費といたしまして、国の事業を活用し、72万円を措置いたすものであります。 次に、
新型コロナウイルス感染症対策以外の予算について御説明を申し上げます。 人事異動等に伴う人件費の補正といたしましては、全体では増減はございませんが、款ごとに必要額を措置いたしたものであります。 次に、民間保育所等における医療的ケア児の受入れのための体制整備に係る補助の費用といたしまして797万8000円を、また、児童手当の特例給付に係る所得制限の設定と現況届の届出義務廃止に対応するためのシステム改修費といたしまして、440万円を措置いたすものであります。 また、JR
奈良駅周辺土地区画整理事業における換地処分により提供した土地に、石炭燃え殻が地中に埋まっていたことに伴う
損害賠償等請求控訴事件に対する解決金及び弁護士報酬といたしまして5268万円を、また、今年7月に発生いたしました豪雨による河川の護岸崩壊等に対する緊急対策工事費といたしまして、2500万円を増額措置いたすものであります。 さらに、小・中学校トイレ改修事業につきましては、国費の認証増がございましたので、これに伴いまして6億8835万2000円を、また、バンビーホームにおきましても、入所児童数が想定より増えたことやコロナへの対応のための支援員や補助員の増員等を図ることにより、所要額といたしまして8129万9000円を増額補正させていただいております。 このほか、国が推し進めております健診結果等のオンライン化事業でありますいわゆるPHR--パーソナルヘルスレコードの制度導入に伴うシステム改修経費や衛生浄化センターの経年劣化に対応するための所要額、また、GIGAスクール構想における1人1台端末について、メーカー保証期間終了後の故障に対する修繕料、さらには旧月ヶ瀬小学校をワーケーション施設等の用途に有償貸付けするに当たり、校舎建設等に対して交付された国庫補助金の納付相当額を教育振興基金に積み立てるための経費を計上するとともに、国民健康保険特別会計への
繰出金を措置いたしました結果、一般会計の補正額といたしましては、総額で9億4041万7000円といたしたところでございます。 また、債務負担行為の補正につきましては、
新型コロナウイルス感染症対策として
ワクチンの追加
接種のほか、夜間の電話相談業務、受診調整業務、情報把握・管理支援システムデータ入力業務、発生動向調査等業務の4業務につきまして、来年度の4月以降についても切れ目なく業務を行うために入札等の準備が必要であることから、債務負担行為を設定するものでございます。 また、コロナ対策以外では、今後、新クリーンセンターが完成するまでの間、現環境清美工場における安全なごみ処理、また、安定した操業を維持していくために必要な補修部品等を購入し、また、プラント調査の中間
報告等により修繕を急ぐ箇所が判明いたしましたので、それらに対応する経費につきまして納期や完了が年度をまたぎますことから、このたび債務負担行為を設定いたそうとするものでございます。 また、橋梁の長寿命化につきましては、メガネ橋の長寿命化修繕工事につきましては、工期が複数年にわたりますため債務負担行為を設定し、また、学校給食調理業務につきましても、新たに来年4月よりならやま小中学校と新規校において委託業務の業者選定を行うため、債務負担行為が必要となります。 また、来年4月より、柳生小学校から興東小学校及び興東館柳生中学校にいわゆる親子方式で給食を配送するに当たり、必要となる備品を購入するためにも必要となります。 さらには、市道の舗装や道路の排水施設の補修工事につきまして、年度替わりの工事にスムーズに着工するとともに、施工時期の平準化を図ることで、地元事業者の方々の安定した受注につなげていくことを目的とした債務負担行為をこのたび新たに設定いたそうとするものでございます。 このほか、
奈良市斎苑 旅立ちの杜及び
奈良町からくりおもちゃ館の指定管理による公の施設の管理経費につきましては、協定に基づく指定管理期間が複数年度となりますことから、債務負担行為を設定するものでございます。 次に、地方債の補正でございますが、今回の補正に伴い、義務教育施設整備事業債の限度額につきまして、4億5880万円の変更を行おうとするものでございます。 続きまして、
国民健康保険特別会計補正予算についてであります。 子育て世帯の経済的負担軽減の観点から、未就学児に係る被保険者均等割保険料の軽減措置に対応するシステム改修費用といたしまして890万円を措置するほか、県一般会計からの繰入金による保険料負担抑制効果の見える化に伴います制度変更などによる事業費納付金の増額分、15億6251万4000円を計上いたそうとするものでございます。 また、過年度の県支出金の精算に伴う返還金501万4000円を増額措置するとともに、低所得者に対する保険料軽減分などを一般会計から繰入れすることによる財源更正を講じようとするものであります。 また、債務負担行為の補正につきましては、高額療養費の自動償還に対応するためのシステム改修が年度内に完了しないということから、債務負担行為の設定をいたそうとするものでございます。 次に、
議案第105号
奈良市
一般職の職員の給与に関する
条例等の一部改正についてでありますが、このたびの子どもセンターの設置に伴いまして、児童相談所等の業務に従事する職員につきまして、
奈良市
一般職の職員の給与に関する条例に規定をいたします宿日直手当及び
奈良市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例に規定する同勤務に係る報酬を引き上げようとするほか、
奈良市職員の特殊勤務手当に関する条例に児童相談所等業務手当という項目を新たに規定いたそうとするものでございます。 次に、
議案第106号
奈良市
手数料条例の一部改正についてでございますが、関係法の改正に伴い、長期優良住宅建築等計画認定申請及び変更認定申請の手数料の区分の見直し及び改定を行うとともに、認定長期優良住宅建築等計画に基づく住宅及び要除却認定マンションの建て替えに係る容積率の特例許可申請手数料を新設するほか、所要の改正を行おうとするものであります。 次に、
議案第107号
奈良市
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでございますが、これにつきましては国の基準省令の改正に伴い、家庭的保育事業者などが記録、作成など書面で行うこととされているものにつきまして、このたび電磁的記録により行うことができる旨の規定を追記するほか、所要の規定の整備を行おうとするものであります。 次に、
議案第108号
奈良市
児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の全部改正についてでありますが、本市が児童相談所設置市となりますことに伴いまして、
奈良県から本市に移管をされる
児童福祉施設に関する事務につきまして、当該施設に係る設備及び運営についての基準を本市といたしまして定めようとするものでございます。 次に、
議案第109号
奈良市
指定障害児入所施設等の人員、設備及び運営の
基準等に関する条例の制定についてでありますが、こちらも先ほどと同様、本市が児童相談所設置市となることに伴い、県から当該事務が移管をされることに伴い、
基準等を定めようとするものでございます。 次に、
議案第110号
奈良市
国民健康保険条例の一部改正についてでありますが、出産育児一時金につきまして、産科医療補償制度の掛金相当加算額がこのたび引き下げられることに伴いまして、出産費用の増加傾向に鑑みて、一時金の支給総額を維持するために、条例で規定する基本額自体を引き上げようとするものでございます。 次に、
議案第111号
奈良市
個人市民税の
控除対象となる
寄附金を受け入れる特定非
営利活動法人等を定める条例の一部改正についてでありますが、
個人市民税の
控除対象となる
寄附金を受け入れる特定非営利活動法人の指定の更新時期の到来に伴いまして、期間の更新をしない法人について条例の規定から削除いたそうとするものでございます。 次に、
議案第112号
奈良市地域ふれあい
会館条例の一部改正についてでございますが、地域の交流活動及び福祉活動の拠点とするため、このたび新たに伏見地区に地域ふれあい会館を設置するとともに、南部公民館明治分館を地域ふれあい会館へと移行しようとするものでございます。 続きまして、
議案第113号及び第114号の財産の取得についてでございます。 令和3年9
月定例会におきまして御指摘をいただきましたとおり、教科書等の購入につきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条に規定する動産の買入れに該当するものであり、予定価格2000万円以上のものにつきましては、本来、議会の議決に付すべき財産の取得でございました。このことが判明をいたしましたので過去に遡り調査をいたしました結果、平成27年と令和2年の教科書等の購入におきまして、予定価格が2000万円以上でございましたことから、今
定例会において改めて過去の財産の取得について議会の議決を経るため、追認という形で
議案を提出させていただこうとするものでございます。 本案件に関しましては、教科書等の購入が動産の買入れに当たるものであるとの担当部局の認識が不足をしていたことから生じたものでございまして、職員に対して改めて議会の議決等を要する事項についてしっかりと周知をし、法令に基づき職務を遂行するよう徹底し、起案決裁において議決の要否などについても、その都度しっかりとチェックをするよう指導させていただく考えでございます。 今回改めてこのような事態となりましたことに対しまして、深く反省をいたしますとともに、おわびを申し上げる次第でございます。
議案の内容といたしましては、
議案第113号は、平成27年4月に公立小学校16校分の教師用教科書及び指導書を取得した際のものでございまして、契約金額といたしましては2121万562円であり、
奈良県教科書株式会社代表取締役社長 喜田秀夫氏と取得契約の締結を行った案件でございます。 続いて、
議案第114号につきましては、令和2年4月に公立小学校全校分の教師用教科書及び指導書を取得した際のものでございまして、契約金額といたしましては7458万4535円でございまして、相手方といたしましては、
奈良県教科書株式会社代表取締役社長 喜田秀夫氏と取得契約の締結を行ったものでございます。 続きまして、
議案第115号につきましては、財産の取得についてでございます。 来春、子どもセンターを開設するに伴いまして、執務用のデスクなどの事務什器を取得するため、株式会社カギオカ代表取締役社長 鍵岡種彦氏と契約金額2475万円で取得契約の締結をいたそうとするものでございます。 次に、
議案第116号は財産の処分でございますが、本市針ヶ別所町にございます旧六郷小学校の土地建物等につきまして、このたび社会福祉法人青葉仁会理事長 榊原典俊氏と譲渡価格1億2760万5045円で契約を締結いたそうとするものでございます。 次に、
議案第117号でございますが、
工事請負契約の締結についてであります。 本件は大和西大寺駅北口駅前広場整備工事を行うものでございまして、契約金額といたしましては5億6万円で、大和西大寺駅北口駅前広場整備工事鹿島・三和特定建設工事共同企業体代表者 鹿島建設株式会社
奈良営業所所長 岡野 隆氏と契約を締結いたそうとするものでございます。 次に、
議案第118号
工事請負契約の一部変更についてでございます。 令和2年9
月定例会で御議決をいただきましたJR
奈良駅南特定土地区画整理事業雨水調整池築造及び整備工事につきましては、鉄筋や生コンクリートの資材単価が高騰いたしましたことなどから設計の変更を行い、事業を実施いたそうとするものでございまして、契約金額を当初の2億9392万円から3億1265万9000円に増額いたそうとするものでございます。 次に、
議案第119号 和解についてでございます。 先ほど令和3年度
一般会計補正予算第12号で御説明を申し上げましたとおり、JR
奈良駅周辺土地区画整理事業における換地処分により提供した土地の地中に石炭燃え殻が存在をしたことにつきまして、相手方から撤去費用等に関する
損害賠償請求訴訟が提起をされ、令和3年3月9日に、市は相手方に対して4521万2040円及び遅延損害金を支払えという内容の一審の判決がございました。その判決を不服として、本市及び相手方双方が控訴をいたしていたところでございますが、このたび大阪高等裁判所から和解による解決案が示されたことから、解決金といたしまして4300万円を相手方に支払うことで、和解をいたそうとするものでございます。 次に、
議案第120号及び第121号の公の施設の
指定管理者の指定についてでございますが、
奈良市斎苑 旅立ちの杜及び
奈良町からくりおもちゃ館の2施設につきましては、それぞれの
指定管理者及び令和4年4月1日からの指定の期間を定めようとするための
議案でございます。 続きまして、
議案第124号につきましては、和解についてでございます。 この案件につきましては、本市の許可なく針テラス事業用地に自動販売機を設置していた相手方に対して自動販売機の撤去及び土地の明渡し並びに
損害賠償を請求した件でありまして、相手方が当該自動販売機を撤去し、土地を明け渡し、
損害賠償金として571万1445円を市に対して支払うことにより和解しようとするものでございます。 以上、
一括上程になりました案件につきまして、その概要を御説明申し上げました。 御審議を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○副
議長(
山本憲宥君) 2番榎本君。
◆2番(
榎本博一君) 動議を提出いたします。 ただいま議題にされております日程第4、
議案第103号外19
議案につきまして、
市長より説明がございましたが、我々議員といたしましても詳細に検討いたしたいと存じますので、本日はこれで散会し、明12月1日及び2日の2日間は
議案熟読のため本会議を休会し、12月3日午前10時より再開されたいと存じます。各位の御賛同をお願いいたします。
○副
議長(
山本憲宥君) 26番藤田君。
◆26番(
藤田幸代君) ただいまの動議に賛成いたします。
○副
議長(
山本憲宥君) ただいま2番榎本君より、
議案熟読のため、明12月1日及び2日の2日間は本会議を休会し、12月3日午前10時より再開されたいとの動議が提出され、賛成者もあり、動議は成立いたしました。 よって、本動議を直ちに議題といたします。 本動議のとおり決することにいたしまして御異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○副
議長(
山本憲宥君) 異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたします。 本日はこれで散会いたします。 午前10時43分 散会
----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。
奈良市議会議長 土田敏朗 奈良市議会副
議長 山本憲宥
奈良市議会議員
山岡稔季 奈良市議会議員
鍵田美智子 奈良市議会議員
内藤智司...