奈良市議会 > 2021-11-30 >
11月30日-01号

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  1. 奈良市議会 2021-11-30
    11月30日-01号


    取得元: 奈良市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-08
    令和 3年 12月 定例会令和3年奈良市議会12月定例会会議録(第1号)-----------------------------------   令和3年11月30日(火曜日)午前10時0分開会----------------------------------- 議事日程  日程第1 報告第82号 市長専決処分報告について       報告第83号 市長専決処分報告について       報告第84号 市長専決処分報告について       報告第85号 市長専決処分報告について  日程第2 議案第122号 教育委員会委員の任命について  日程第3 議案第123号 公平委員会委員の選任について  日程第4 議案第103号 令和3年度奈良一般会計補正予算(第12号)       議案第104号 令和3年度奈良国民健康保険特別会計補正予算(第2号)       議案第105号 奈良一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正について       議案第106号 奈良手数料条例の一部改正について       議案第107号 奈良家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について       議案第108号 奈良児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の全部改正について       議案第109号 奈良指定障害児入所施設等の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の制定について       議案第110号 奈良国民健康保険条例の一部改正について       議案第111号 奈良個人市民税控除対象となる寄附金を受け入れる特定非営利活動法人等を定める条例の一部改正について       議案第112号 奈良市地域ふれあい会館条例の一部改正について       議案第113号 財産の取得について(追認)       議案第114号 財産の取得について(追認)       議案第115号 財産の取得について       議案第116号 財産の処分について       議案第117号 工事請負契約の締結について       議案第118号 工事請負契約の一部変更について       議案第119号 和解について       議案第120号 公の施設の指定管理者の指定について       議案第121号 公の施設の指定管理者の指定について       議案第124号 和解について----------------------------------- 本日の会議に付した事件  第1、日程に同じ----------------------------------- 出席議員(38名)  1番 塚本 勝君      2番 榎本博一君  3番 岡田浩徳君      4番 山岡稔季君  5番 林 政行君      6番 山出哲史君  7番 岡本誠至君      8番 桝井隆志君  9番 白川健太郎君     10番 道端孝治君  11番 太田晃司君      12番 佐野和則君  13番 柳田昌孝君      14番 宮池 明君  15番 早田哲朗君      16番 樋口清二郎君  17番 鍵田美智子君     18番 下村千恵君  19番 阪本美知子君     20番 山口裕司君  21番 山本直子君      22番 八尾俊宏君  23番 山本憲宥君      24番 横井雄一君  25番 大西淳文君      26番 藤田幸代君  27番 田畑日佐恵君     28番 九里雄二君  29番 松石聖一君      30番 内藤智司君  31番 酒井孝江君      32番 井上昌弘君  33番 北村拓哉君      34番 森田一成君  36番 北 良晃君      37番 中西吉日出君  38番 伊藤 剛君      39番 森岡弘之君 欠席議員(1名)  35番 土田敏朗----------------------------------- 説明のため出席した者  市長       仲川元庸君   副市長      向井政彦君  副市長      西谷忠雄君   危機管理監    國友 昭君  総合政策部長   真銅正宣君   総務部長     吉村啓信君  市民部長     中川昌美君   福祉部長     小澤美砂君  子ども未来部長  鈴木千恵美君  健康医療部長   佐藤敏行君  環境部長     奥田晴久君   観光経済部長   仲西範嘉君  都市整備部長   中原達雄君   建設部長     木村康貴君  企業局長     池田 修君   消防局長     東川洋志君  教育長      北谷雅人君   教育部長     増田達男君  監査委員     東口喜代一君  総合政策課長   山岡博史君  財政課長     小西啓詞----------------------------------- 事務局職員出席者  事務局長     中井史栄    事務局次長    児林尚史  議会総務課長   井ノ上寿苗   議事調査課長   秋田良久  議事調査課長補佐 杉野真弥    議事調査課主査  米浪高之  議事係長     中山辰郎    調査係長     大村一平-----------------------------------   午前10時0分 開会 ○副議長山本憲宥君) ただいまより奈良市議会12月定例会を開会いたします。-----------------------------------市長招集挨拶 ○副議長山本憲宥君) 市長より招集の挨拶がございます。 市長。   (市長 仲川元庸君 登壇) ◎市長仲川元庸君) 皆様、おはようございます。 12月定例市議会の開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。 新型コロナウイルス感染症につきましては、県内におきましては、11月以降、新規陽性者数がゼロとなる日もあり、本市におきましても11月18日から26日までの9日間につきましては、連続して新規陽性者がゼロという状況にあり、感染につきましては一定抑制をされた状況が継続をしているところでございます。ワクチン接種推進の効果もあり、県外からの観光客修学旅行生の姿も増え、にぎわいが少しずつ戻ってきており、奈良公園周辺の先日11月20日、21日の人流につきましては、緊急事態宣言が解除される直前である9月最終の土日と比べますと約3倍となるなど、少しずつ社会経済活動正常化に向かっているようにも見受けられます。 さらに、ワクチン接種につきましては、本市の12歳以上の接種対象者接種率につきましては、昨日時点では約83.8%となっており、当初の目標であります接種対象者の7割を既に達成いたしているところでございます。国で方向性が示されております3回目接種につきましては、本市でも12月から、医療従事者等の方々から順次接種が開始できるよう鋭意準備を進めているところであり、市医師会など関係機関とも連携をしながら、市民の皆様が安全・安心に接種を受けていただけるよう体制の構築を図ってまいる所存でございます。 一方で、新聞、テレビなどでも報じられておりますように、従来のデルタ株よりも感染力が高く、また、感染のスピードも速いともされております新たな変異株でありますオミクロン株が南アフリカで確認をされ、既に多くの国と地域で感染例報告をされております。我が国におきましても、世界の全ての国や地域からの外国人新規入国を原則停止することなどが表明されるなど、感染再拡大への新たな脅威となっているところでございます。 本市におきましても、この新たな脅威に対して非常に強い危機感を持っており、市民への基本的な感染予防策の徹底を改めて呼びかけるとともに、感染が再度拡大した際には市保健所が行う疫学調査をスムーズに継続していけるよう、業務負担の軽減や業務の効率化に向けての共同研究などを行うなど、改めて市役所及び市の保健所体制の強化に努めているところでございます。 行政のデジタル化ということにつきましては、様々な行政分野におきまして既に市でも取組を進めているところでございますが、保健所業務のように従来から紙処理で取り組んでいるものが多い業務につきましては、改善の余地が特に大きいものであると考えております。しばし感染が収束をしているこの間の時間を有効に生かして、今後の大きな感染をしっかりと迎え撃つ体制を強化していくためのデジタル化の推進ということにつきましては、特に力を入れていかなければならないと認識をいたしております。 この問題につきましては、様々な行政分野におけるいわゆる自治体DX行政DXを進めていくということにつきましては、先日デジタル庁が設置をされ、国においても大きな力を入れておられるところでございますが、先日、11月18日には中核市市長会政令指定都市で構成をする指定都市市長会で共同の提言活動を行わせていただきました。特にデジタルトランスフォーメーションを進めていく上で必要となる財源の確保、また、特に住民生活を現場で支える市区町村の意見を国のデジタル化の計画にしっかりと反映をしてほしいということ、また、恒常的に現場の自治体デジタル庁をはじめとした各府省との間で様々な意見交換が行えるようになど、意見を取りまとめて提言をしてきたところでございます。 本市といたしましても、この分野は非常に大きな可能性を秘めていると認識をいたしており、市役所内部での体制強化も含めてしっかりと取り組んでいく所存でございます。 さて、今議会で御提案を申し上げ、御審議をお願いする案件につきましては、報告4件、議案22件でございます。それぞれの提案の趣旨及び内容につきましては、各案件が上程されますその都度、御説明を申し上げる所存であります。 以上、甚だ簡単でございますが、12月定例会の開会に当たりましての御挨拶とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。----------------------------------- △開議 ○副議長山本憲宥君) 会議を開きます。----------------------------------- △会期の決定 ○副議長山本憲宥君) 会期についてお諮りいたします。 本定例会は、本日より12月16日までの17日間といたしたいと思いますが、そのようにいたしまして御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長山本憲宥君) 異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたします。-----------------------------------会議録署名議員の指名 ○副議長山本憲宥君) 会議録署名議員を指名いたします。  4番  山岡君    17番  鍵田君    30番  内藤君 以上3名の方にお願いいたします。----------------------------------- △日程第1 報告第82号 市長専決処分報告について 外3件 ○副議長山本憲宥君) 日程に入ります。 日程第1、報告第82号より第85号までの市長専決処分報告について、4件を一括して議題といたします。 報告を求めます。 市長。   (市長 仲川元庸君 登壇) ◎市長仲川元庸君) ただいま一括上程になりました案件につきまして、その内容を御説明申し上げます。 報告第82号から第85号までの、10月臨時市議会以降におきまして地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分をさせていただきました4件につきまして、御報告を申し上げる次第であります。 まず、報告第82号は、令和3年度一般会計補正予算第11号についてであります。 新型コロナウイルス感染症の発症を予防し、死亡者重症者の発生をできる限り減らし、結果として新型コロナウイルス感染症の蔓延の防止を図ること、また、社会経済活動正常化することを目的に、現在、市におきましてもワクチン接種を推進しているところであります。今般、ワクチンの2回接種後、予防効果が時間の経過とともに低下をしていくことが確認されましたことから、2回目接種を終了された方のうち原則8か月以上経過した方を対象に、12月より3回目接種を行うこととなり、令和4年3月末までの約12万人分の接種に要する経費といたしまして、5億7608万2000円を増額措置させていただいたものでございます。 この事業に伴います財源といたしましては、国の新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業費補助金を全額充当した次第でございます。 次に、報告第83号から第85号につきましては、和解及び損害賠償の額の決定についてであります。 報告第83号につきましては、鶴舞小学校におきまして、草刈り作業中の飛び石により軽自動車が損傷した事故に対する賠償でございます。 報告第84号は、南京終町二丁目地内におきまして、収集車軽自動車と接触した事故に対する賠償でございます。 報告第85号は、法華寺町地内におきまして、市道の端のくぼみによりまして普通自動車が損傷した事故に対する賠償でございます。 以上、報告案件4件につきまして、その概要を御説明申し上げました。御了承を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○副議長山本憲宥君) 質疑に入ります。 通告がございますので、発言を許します。 29番松石君。   (29番 松石聖一君 登壇) ◆29番(松石聖一君) 無所属の松石でございます。よろしくお願いいたします。 さて、ただいま市長から報告がありました案件のうちで、報告第83号、鶴舞小学校における草刈り中の事故についてお聞きしたいと思います。 同じような課題につきましては、これまで報告のたびに質疑をしてまいりました。本年1月の臨時議会でも同様の質疑をさせていただいたところでありますけれども、同じような事故が繰り返されたことに非常に残念な思いを感じております。 そこで、もう少し具体的に中身を知りたいと思いましたので、通告をさせていただいたわけであります。 まず、教育長に今回のこの案件の内容につきまして、もう少し詳しく報告をしていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。 第1問を終わります。 ○副議長山本憲宥君) 教育長。 ◎教育長北谷雅人君) 松石議員の御質問に、一問一答でございますので自席からお答えさせていただきます。 報告第83号の具体的な内容についてでございます。 本件は鶴舞小学校において、用務員児童下校後、草刈り作業を行っていたときに小石を跳ね、約8メートル先の体育館横に駐車していた工事業者軽自動車ドアガラスに当たり、破損させた事故でございます。 このようなことは重大な事故になりかねないことであり、今回も従来同様の事故が発生しているにもかかわらず、経験や指導が生かされていないことを大変重く受け止めているところでございます。 以上でございます。 ○副議長山本憲宥君) 29番松石君。
    ◆29番(松石聖一君) 具体的な中身につきましては大体理解できたところでございますが、冒頭申し上げましたように、本年1月の臨時議会におきまして、平城中学校における同じような事故について質疑をさせていただいたところであります。 今、教育長からもお話がありましたように、大変重大な事故につながりかねない。1月のこれは平城中学校だったと思いますが、このときには同じような形態で、道路や水路を飛び越えて隣の大規模店舗に小石が飛び、それによってガラス--強化ガラスと言われておりますけれども、これが破壊されたと。ちょうど10メートル先でしたけれどもね。今回の場合は8メートルといいましても、8メートルというのは大変な距離があって、ちょうど教育長の場所まで8メートルぐらい、市長だったら10メートルぐらいあるかもわかりませんな。こんなところでガラスを破壊するぐらいの破壊力というのは、もう想像を絶するものと思います。 そこで、1月に報告があった昨年の事故から今回の報告がありますこのところまでの間に、どういう対策を取られたのか。 引き続き教育長にお聞きしたいと思いますが、学校現場についてどのような対策を取って事故を防止するためにやってこられたのか、このことについてお聞かせいただきたいと思います。 ○副議長山本憲宥君) 教育長。 ◎教育長北谷雅人君) 松石議員の御質問にお答えをいたします。 令和3年1月臨時議会後、1月14日付で奈良職員安全衛生中央委員会が作成いたしました草刈業務安全管理マニュアルを各学校に配付を行いました。また、令和3年2月には草刈業務安全管理マニュアルの内容を見直し、飛び石が起こりにくい刈り方や草刈り業務注意点等を加筆した奈良教育委員会版草刈業務安全管理マニュアルを作成し、2月11日付で各学校に配付し、学校長に対して草刈り業務に関わる可能性のある全ての教職員への周知を指示したところでございます。 こうして周知に努めていたところではございますが、6月23日に再び今回の事故が発生したことから、草刈業務安全管理マニュアルを再度各学校に配付するとともに、学校長に重ねて教職員への周知及びネットベニヤ等の使用を徹底するよう文書で指示を行い、併せて8月の定例校長会におきましても、教職員課長から改めて指示、伝達を行ったところでございます。 加えて8月5日には用務員研修会の場に出向きまして、教職員課から直接用務員に対して草刈業務安全管理マニュアルを改めて周知し、事故防止に留意するよう指導したところでございます。 今後も草刈り作業の時期に合わせて、繰り返し繰り返しマニュアルの周知を徹底し、継続していきたいと思います。そうして再発防止に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○副議長山本憲宥君) 29番松石君。 ◆29番(松石聖一君) 最後に市長にお聞きしたいと思います。 1月の臨時議会の折には、これ直接市長に質問したわけですが、そのときの御答弁は、たしか職員安全衛生中央委員会での議論が必要だと。あるいはまたマニュアルももう少し、記載が弱いのでしっかり書くべきだと。 マニュアルにつきましては、今の御答弁にありましたとおり、対策を少しは取られているように思うわけですが、やっぱりこれは幾つか問題あると思うんですけれども、過去2回学校・園で起こった。さらにその前には、2年ほど前でしたですかね、都祁のこども園でも同じような事故が起こりました。このことは先ほども言いましたけれども、車のガラスというのは実は本当に強いんですよ。車の横のガラスも、一遍実験してもらったらと思いますけれども、大概ばんとやったら手のほうがあかん。もし割れたとしても、最近は安全合わせガラスといって合わせているガラスなんで、普通容易には割れないんです。昔のガラスはよう粉々に飛び散りましたけれども。 そういう状況を考えると、先ほど申し上げましたように、ここから市長まで大体10メートル、これは平城中学校のときは10メートルでしたですね。そこのガラス板を、強化ガラスをぶち抜くだけの破壊力、あるいはまた今回の場合8メートルですから、教育長の場所ぐらいですね。もうちょっと短いですかな、これ。これは一つ間違えばとんでもない事故につながりかねない。 何か対策をせなあかんの違うかなというふうに、私、感じるわけなんですけれどもね、今回は質疑ですから、私なりの意見や提案は差し控えたいと思うんですが、どうしても感じるのは、やっぱり1人で作業することがちょっと具合悪いんじゃないだろうかと。例えば平城中学校の場合は途中に道路が入っておって、そこを中学生が自転車で通っておったというような場所ですね。これは事故につながらなかったというか、傷害にはつながらなかったんでよかったわけですが、本当に一つ間違えばとんでもない事故が起こる。だからここらでやっぱり複数で作業するとか、そういうことをしっかりと明記するべきだと思います。 先ほど申し上げましたように、委員会等での議論はどうなっているか。あるいは今後再発防止のために、市長、この前のときには再発防止のために努めると言わはったんですよ。今回、同じことになりましたけれども、再々発防止のためにどんな作業をしているのかと。これについて市長の御意見といいますか、現状をお聞きして、質問にしたいと思います。 ○副議長山本憲宥君) 市長。 ◎市長仲川元庸君) まさに議員御指摘のとおり、1月の臨時会の際にも議員から御指摘をいただいたことを踏まえまして、奈良職員安全衛生中央委員会といたしまして、1月29日付で草刈業務安全管理マニュアルを改定し、作業する場所の小石や枝、また、硬い異物を事前に除去するとともに、飛散を防止するネットを使用するなど、十分な飛散防止対策を講じることを周知させていただいております。 今回、改めて教育委員会事故が起きたということを受けまして、市長部局におきましても同様の作業が存在をいたしますので、全庁挙げて引き続きマニュアルに沿った作業を行うよう、各職場での徹底を図ってまいりたいというふうに思っております。 また、今回も相当距離が離れたところでまた事故が起きているということでもございますが、マニュアルの中身の見直しもまた随時改定を加えさせていただいて、引き続き安全第一で取り組んでまいるよう努力をしていきたいというふうに考えております。 ○副議長山本憲宥君) 29番松石君。 ◆29番(松石聖一君) 御答弁いただきましたので、今日は意見は言えないわけなんで終わりたいと思いますけれども、やっぱりこのままでいくと大変重大な事故につながりかねないんではないかと、そういう思いを感じております。複数というようなちょっと意見らしいことも言いましたけれども、また別の機会に対応、対策についても提案してまいりたいと、このように思っておりますのでよろしくお願いいたします。 以上で終わります。 ○副議長山本憲宥君) 他に質疑はありませんか。   (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長山本憲宥君) 質疑なしと認めます。 以上で質疑を終結いたします。 本報告は承りおき願います。----------------------------------- △日程第2 議案第122号 教育委員会委員の任命について ○副議長山本憲宥君) 次に、日程第2、議案第122号 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。 提案者の説明を求めます。 市長。   (市長 仲川元庸君 登壇) ◎市長仲川元庸君) ただいま上程になりました案件につきまして、その内容を御説明申し上げます。 議案第122号 教育委員会委員の任命についてでありますが、教育委員会委員のうち都築由美氏の任期が令和3年12月9日付をもって満了となりますことから、後任といたしまして川村由加里氏を教育委員会委員に任命いたしたいと存じ、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の御同意を仰がんとするものであります。 同氏の経歴につきましては、議案書に添付をいたしております履歴書により御承知いただけるものと存じますが、地域教育協議会総合コーディネーター市立図書館協議会委員を務められるとともに、小・中学校におきましてPTA会長としても活動されているなど、本市の教育行政に多大なる貢献をいただいております。 御同意を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○副議長山本憲宥君) お諮りいたします。 本案は原案に同意することに決しまして御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長山本憲宥君) 異議なしと認めます。 よって、議案第122号は、原案に同意することに決定いたしました。-----------------------------------議案第122号 教育委員会委員の任命について  原案同意決定----------------------------------- △日程第3 議案第123号 公平委員会委員の選任について ○副議長山本憲宥君) 次に、日程第3、議案第123号 公平委員会委員の選任についてを議題といたします。 提案者の説明を求めます。 市長。   (市長 仲川元庸君 登壇) ◎市長仲川元庸君) ただいま上程になりました案件につきまして、その内容を御説明申し上げます。 議案第123号 公平委員会委員の選任についてでありますが、委員であります奥田千昭氏の任期が令和3年12月24日付をもって満了になるものでございますが、同氏を再び公平委員会委員に選任いたしたいと存じ、地方公務員法第9条の2第2項の規定に基づき、議会の御同意を仰がんとするものであります。 同氏は地方自治の本旨及び民主的で能率的な事務の処理に理解があり、人事行政に対しても深い識見を有されていると存じております。 御同意を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○副議長山本憲宥君) お諮りいたします。 本案は原案に同意することに決しまして御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長山本憲宥君) 異議なしと認めます。 よって、議案第123号は、原案に同意することに決定いたしました。-----------------------------------議案第123号 公平委員会委員の選任について  原案同意決定----------------------------------- △日程第4 議案第103号 令和3年度奈良一般会計補正予算(第12号) 外19件 ○副議長山本憲宥君) 次に、日程第4、議案第103号 令和3年度奈良一般会計補正予算より議案第121号までの19議案及び議案第124号 和解について、以上20議案を一括して議題といたします。 提案者の説明を求めます。 市長。   (市長 仲川元庸君 登壇) ◎市長仲川元庸君) ただいま一括上程になりました案件につきまして、その内容を御説明申し上げます。 まず、議案第103号及び第104号の令和3年度一般会計補正予算第12号及び国民健康保険特別会計補正予算第2号についてであります。 まず、一般会計補正予算でございますが、9月定例会に続き、本定例会におきましても新型コロナウイルス感染症への対応のための予算を御提案させていただいておりますので、まずそちらのほうから御説明を申し上げたいと存じます。 医療提供体制の整備と感染拡大の防止に係るものといたしましては、福祉施設の感染拡大防止対策といたしまして、介護従事者の感染防止対策による業務負担を軽減するための介護ロボット等の導入に係る経費といたしまして、204万8000円を計上いたしております。 また、コロナ禍におきましても、障害福祉サービス等事業者がサービス提供を継続して行うために、コロナ対策で発生するかかり増し経費に対する補助といたしまして、917万7000円を措置いたすものであります。 また、指定管理者制度などにより運営をしている各診療所や医療検査センター等における院内の感染拡大防止対策を図る経費といたしまして、国の事業を活用し、72万円を措置いたすものであります。 次に、新型コロナウイルス感染症対策以外の予算について御説明を申し上げます。 人事異動等に伴う人件費の補正といたしましては、全体では増減はございませんが、款ごとに必要額を措置いたしたものであります。 次に、民間保育所等における医療的ケア児の受入れのための体制整備に係る補助の費用といたしまして797万8000円を、また、児童手当の特例給付に係る所得制限の設定と現況届の届出義務廃止に対応するためのシステム改修費といたしまして、440万円を措置いたすものであります。 また、JR奈良駅周辺土地区画整理事業における換地処分により提供した土地に、石炭燃え殻が地中に埋まっていたことに伴う損害賠償等請求控訴事件に対する解決金及び弁護士報酬といたしまして5268万円を、また、今年7月に発生いたしました豪雨による河川の護岸崩壊等に対する緊急対策工事費といたしまして、2500万円を増額措置いたすものであります。 さらに、小・中学校トイレ改修事業につきましては、国費の認証増がございましたので、これに伴いまして6億8835万2000円を、また、バンビーホームにおきましても、入所児童数が想定より増えたことやコロナへの対応のための支援員や補助員の増員等を図ることにより、所要額といたしまして8129万9000円を増額補正させていただいております。 このほか、国が推し進めております健診結果等のオンライン化事業でありますいわゆるPHR--パーソナルヘルスレコードの制度導入に伴うシステム改修経費や衛生浄化センターの経年劣化に対応するための所要額、また、GIGAスクール構想における1人1台端末について、メーカー保証期間終了後の故障に対する修繕料、さらには旧月ヶ瀬小学校をワーケーション施設等の用途に有償貸付けするに当たり、校舎建設等に対して交付された国庫補助金の納付相当額を教育振興基金に積み立てるための経費を計上するとともに、国民健康保険特別会計への繰出金を措置いたしました結果、一般会計の補正額といたしましては、総額で9億4041万7000円といたしたところでございます。 また、債務負担行為の補正につきましては、新型コロナウイルス感染症対策としてワクチンの追加接種のほか、夜間の電話相談業務、受診調整業務、情報把握・管理支援システムデータ入力業務、発生動向調査等業務の4業務につきまして、来年度の4月以降についても切れ目なく業務を行うために入札等の準備が必要であることから、債務負担行為を設定するものでございます。 また、コロナ対策以外では、今後、新クリーンセンターが完成するまでの間、現環境清美工場における安全なごみ処理、また、安定した操業を維持していくために必要な補修部品等を購入し、また、プラント調査の中間報告等により修繕を急ぐ箇所が判明いたしましたので、それらに対応する経費につきまして納期や完了が年度をまたぎますことから、このたび債務負担行為を設定いたそうとするものでございます。 また、橋梁の長寿命化につきましては、メガネ橋の長寿命化修繕工事につきましては、工期が複数年にわたりますため債務負担行為を設定し、また、学校給食調理業務につきましても、新たに来年4月よりならやま小中学校と新規校において委託業務の業者選定を行うため、債務負担行為が必要となります。 また、来年4月より、柳生小学校から興東小学校及び興東館柳生中学校にいわゆる親子方式で給食を配送するに当たり、必要となる備品を購入するためにも必要となります。 さらには、市道の舗装や道路の排水施設の補修工事につきまして、年度替わりの工事にスムーズに着工するとともに、施工時期の平準化を図ることで、地元事業者の方々の安定した受注につなげていくことを目的とした債務負担行為をこのたび新たに設定いたそうとするものでございます。 このほか、奈良市斎苑 旅立ちの杜及び奈良町からくりおもちゃ館の指定管理による公の施設の管理経費につきましては、協定に基づく指定管理期間が複数年度となりますことから、債務負担行為を設定するものでございます。 次に、地方債の補正でございますが、今回の補正に伴い、義務教育施設整備事業債の限度額につきまして、4億5880万円の変更を行おうとするものでございます。 続きまして、国民健康保険特別会計補正予算についてであります。 子育て世帯の経済的負担軽減の観点から、未就学児に係る被保険者均等割保険料の軽減措置に対応するシステム改修費用といたしまして890万円を措置するほか、県一般会計からの繰入金による保険料負担抑制効果の見える化に伴います制度変更などによる事業費納付金の増額分、15億6251万4000円を計上いたそうとするものでございます。 また、過年度の県支出金の精算に伴う返還金501万4000円を増額措置するとともに、低所得者に対する保険料軽減分などを一般会計から繰入れすることによる財源更正を講じようとするものであります。 また、債務負担行為の補正につきましては、高額療養費の自動償還に対応するためのシステム改修が年度内に完了しないということから、債務負担行為の設定をいたそうとするものでございます。 次に、議案第105号 奈良一般職の職員の給与に関する条例等の一部改正についてでありますが、このたびの子どもセンターの設置に伴いまして、児童相談所等の業務に従事する職員につきまして、奈良一般職の職員の給与に関する条例に規定をいたします宿日直手当及び奈良市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例に規定する同勤務に係る報酬を引き上げようとするほか、奈良市職員の特殊勤務手当に関する条例に児童相談所等業務手当という項目を新たに規定いたそうとするものでございます。 次に、議案第106号 奈良手数料条例の一部改正についてでございますが、関係法の改正に伴い、長期優良住宅建築等計画認定申請及び変更認定申請の手数料の区分の見直し及び改定を行うとともに、認定長期優良住宅建築等計画に基づく住宅及び要除却認定マンションの建て替えに係る容積率の特例許可申請手数料を新設するほか、所要の改正を行おうとするものであります。 次に、議案第107号 奈良家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてでございますが、これにつきましては国の基準省令の改正に伴い、家庭的保育事業者などが記録、作成など書面で行うこととされているものにつきまして、このたび電磁的記録により行うことができる旨の規定を追記するほか、所要の規定の整備を行おうとするものであります。 次に、議案第108号 奈良児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の全部改正についてでありますが、本市が児童相談所設置市となりますことに伴いまして、奈良県から本市に移管をされる児童福祉施設に関する事務につきまして、当該施設に係る設備及び運営についての基準を本市といたしまして定めようとするものでございます。 次に、議案第109号 奈良指定障害児入所施設等の人員、設備及び運営の基準等に関する条例の制定についてでありますが、こちらも先ほどと同様、本市が児童相談所設置市となることに伴い、県から当該事務が移管をされることに伴い、基準等を定めようとするものでございます。 次に、議案第110号 奈良国民健康保険条例の一部改正についてでありますが、出産育児一時金につきまして、産科医療補償制度の掛金相当加算額がこのたび引き下げられることに伴いまして、出産費用の増加傾向に鑑みて、一時金の支給総額を維持するために、条例で規定する基本額自体を引き上げようとするものでございます。 次に、議案第111号 奈良個人市民税控除対象となる寄附金を受け入れる特定非営利活動法人等を定める条例の一部改正についてでありますが、個人市民税控除対象となる寄附金を受け入れる特定非営利活動法人の指定の更新時期の到来に伴いまして、期間の更新をしない法人について条例の規定から削除いたそうとするものでございます。 次に、議案第112号 奈良市地域ふれあい会館条例の一部改正についてでございますが、地域の交流活動及び福祉活動の拠点とするため、このたび新たに伏見地区に地域ふれあい会館を設置するとともに、南部公民館明治分館を地域ふれあい会館へと移行しようとするものでございます。 続きまして、議案第113号及び第114号の財産の取得についてでございます。 令和3年9月定例会におきまして御指摘をいただきましたとおり、教科書等の購入につきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条に規定する動産の買入れに該当するものであり、予定価格2000万円以上のものにつきましては、本来、議会の議決に付すべき財産の取得でございました。このことが判明をいたしましたので過去に遡り調査をいたしました結果、平成27年と令和2年の教科書等の購入におきまして、予定価格が2000万円以上でございましたことから、今定例会において改めて過去の財産の取得について議会の議決を経るため、追認という形で議案を提出させていただこうとするものでございます。 本案件に関しましては、教科書等の購入が動産の買入れに当たるものであるとの担当部局の認識が不足をしていたことから生じたものでございまして、職員に対して改めて議会の議決等を要する事項についてしっかりと周知をし、法令に基づき職務を遂行するよう徹底し、起案決裁において議決の要否などについても、その都度しっかりとチェックをするよう指導させていただく考えでございます。 今回改めてこのような事態となりましたことに対しまして、深く反省をいたしますとともに、おわびを申し上げる次第でございます。 議案の内容といたしましては、議案第113号は、平成27年4月に公立小学校16校分の教師用教科書及び指導書を取得した際のものでございまして、契約金額といたしましては2121万562円であり、奈良県教科書株式会社代表取締役社長 喜田秀夫氏と取得契約の締結を行った案件でございます。 続いて、議案第114号につきましては、令和2年4月に公立小学校全校分の教師用教科書及び指導書を取得した際のものでございまして、契約金額といたしましては7458万4535円でございまして、相手方といたしましては、奈良県教科書株式会社代表取締役社長 喜田秀夫氏と取得契約の締結を行ったものでございます。 続きまして、議案第115号につきましては、財産の取得についてでございます。 来春、子どもセンターを開設するに伴いまして、執務用のデスクなどの事務什器を取得するため、株式会社カギオカ代表取締役社長 鍵岡種彦氏と契約金額2475万円で取得契約の締結をいたそうとするものでございます。 次に、議案第116号は財産の処分でございますが、本市針ヶ別所町にございます旧六郷小学校の土地建物等につきまして、このたび社会福祉法人青葉仁会理事長 榊原典俊氏と譲渡価格1億2760万5045円で契約を締結いたそうとするものでございます。 次に、議案第117号でございますが、工事請負契約の締結についてであります。 本件は大和西大寺駅北口駅前広場整備工事を行うものでございまして、契約金額といたしましては5億6万円で、大和西大寺駅北口駅前広場整備工事鹿島・三和特定建設工事共同企業体代表者 鹿島建設株式会社奈良営業所所長 岡野 隆氏と契約を締結いたそうとするものでございます。 次に、議案第118号 工事請負契約の一部変更についてでございます。 令和2年9月定例会で御議決をいただきましたJR奈良駅南特定土地区画整理事業雨水調整池築造及び整備工事につきましては、鉄筋や生コンクリートの資材単価が高騰いたしましたことなどから設計の変更を行い、事業を実施いたそうとするものでございまして、契約金額を当初の2億9392万円から3億1265万9000円に増額いたそうとするものでございます。 次に、議案第119号 和解についてでございます。 先ほど令和3年度一般会計補正予算第12号で御説明を申し上げましたとおり、JR奈良駅周辺土地区画整理事業における換地処分により提供した土地の地中に石炭燃え殻が存在をしたことにつきまして、相手方から撤去費用等に関する損害賠償請求訴訟が提起をされ、令和3年3月9日に、市は相手方に対して4521万2040円及び遅延損害金を支払えという内容の一審の判決がございました。その判決を不服として、本市及び相手方双方が控訴をいたしていたところでございますが、このたび大阪高等裁判所から和解による解決案が示されたことから、解決金といたしまして4300万円を相手方に支払うことで、和解をいたそうとするものでございます。 次に、議案第120号及び第121号の公の施設の指定管理者の指定についてでございますが、奈良市斎苑 旅立ちの杜及び奈良町からくりおもちゃ館の2施設につきましては、それぞれの指定管理者及び令和4年4月1日からの指定の期間を定めようとするための議案でございます。 続きまして、議案第124号につきましては、和解についてでございます。 この案件につきましては、本市の許可なく針テラス事業用地に自動販売機を設置していた相手方に対して自動販売機の撤去及び土地の明渡し並びに損害賠償を請求した件でありまして、相手方が当該自動販売機を撤去し、土地を明け渡し、損害賠償金として571万1445円を市に対して支払うことにより和解しようとするものでございます。 以上、一括上程になりました案件につきまして、その概要を御説明申し上げました。 御審議を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○副議長山本憲宥君) 2番榎本君。 ◆2番(榎本博一君) 動議を提出いたします。 ただいま議題にされております日程第4、議案第103号外19議案につきまして、市長より説明がございましたが、我々議員といたしましても詳細に検討いたしたいと存じますので、本日はこれで散会し、明12月1日及び2日の2日間は議案熟読のため本会議を休会し、12月3日午前10時より再開されたいと存じます。各位の御賛同をお願いいたします。 ○副議長山本憲宥君) 26番藤田君。 ◆26番(藤田幸代君) ただいまの動議に賛成いたします。 ○副議長山本憲宥君) ただいま2番榎本君より、議案熟読のため、明12月1日及び2日の2日間は本会議を休会し、12月3日午前10時より再開されたいとの動議が提出され、賛成者もあり、動議は成立いたしました。 よって、本動議を直ちに議題といたします。 本動議のとおり決することにいたしまして御異議ございませんか。   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長山本憲宥君) 異議なしと認めます。 よって、そのように決定いたします。 本日はこれで散会いたします。   午前10時43分 散会----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。             奈良市議会議長   土田敏朗             奈良市議会議長  山本憲宥             奈良市議会議員   山岡稔季             奈良市議会議員   鍵田美智子             奈良市議会議員   内藤智司...